京都と大阪のお葬式のしきたりの違い

京都と大阪では、お葬式のしきたりに違いがあるでしょうか。大きな違いとしては、忌日の数え方が違う、というところがあります。大阪では、忌日は亡くなった日の前日を基準として考えます。法要を営む際には、京都と1日ずれて、大阪のほうが早くなる、ということになります。これは地域性による違いですから、知っておきたいところです。また、これに伴っているのかもしれませんが、忌日によって、香典返しの表書きなども違っています。他の地域では耳になじみがない表書きを使う地域もありますので、これについても知っているといいと思います。

京都や大阪では、香典返しの際、表書きには「満中陰志」、または「忌明志」と書きます。大阪ではこの書き方に厳密な決まりを設けているところがあり、忌が明ける前のお返しには「中陰志」と書き、忌明けした後なら「満中陰志」と書くことになっています。ちょっと耳慣れない言葉ですが、これらはどれも香典返しの呼び方です。そして、京都はもう少し違う特色があります。一部の地域では、戒名と施主の名前を書いた短冊を水引の上から貼ってお返しするのが一般的とされているのです。京都市を中心としてこの風習が根付いていますが、大阪ではあまりこうしたならわしはありません。

お香典を包むときには、地方によって金額に違いがあったり、包み方が違ったりするので気を遣いますね。京都と大阪を比べると、近い親類の場合、京都のほうが多く香典を包む傾向があるようです。友人や知人のレベルでは差がないのですが、親類の香典になると、京都では10万円を包む場合もあり、総じて見ると京都のほうが香典の額は高めです。また、香典を包む際の袋の水引も、一般的な黒白ではなく、一部の地域では黄白の水引を用いるところもあります。大阪では、一部で銀を用いるところもあります。地域によってかなり違いがあるので、事前にその地域のやり方を調べておきましょう。

このように、地域ならではの特徴の中にも、ちょっとした違いがあるところも多くありました。同じ関西地域ということで共通しているならわしもありますが、その内容も、京都と大阪では若干違うところがあるなど、地域によって長い年月の中で独自に定着した風習が多いということが言えるのかもしれません。大阪の一部の地域では、霊柩車に乗せるまでにわざわざ距離をとり、葬列を作るところもあったりと、独自の風習は調べてみると局地的に違うことがたくさんあります。京都や大阪でお葬式に参列する際には、その地域の特性を知り、その地域の常識に外れないようにすることが大切です。

京都と大阪の比較・葬式

シキビと花輪、どこから違う?
2007-01-25 17:29:00
京都出身で、参加したことあるお葬式は京都と大阪でしたお葬式=シキビ(樒)というイメージだったのですが、東京に転居初めて行ったお葬式は千葉の斎場シキビはなく、祭壇を沢山の生花で飾られていました最後のお別れの
水引について
2004-05-21 22:28:00
法事での、のしの水引について教えてください。黒白と黄白、どちらを使用したらいいのでしょうか?(ちなみに関西、仏式です)よろしく御願いします。
弔事用饅頭(薯蕷饅頭)の色は何色ですか。
2006-03-12 09:29:00
のカタログを見る機会があり見ると弔事用饅頭は「緑・白」でした。ということは「黄・白」は大阪近辺だけなのでしょうか?さらに九州の方では弔事でも「紅・白」の饅頭を使うこともあるようです。これ